こども食堂 移り変わる風景 6 盲点  鎌倉 きみえ食堂 children of cafe

こども食堂 移り変わる風景 6 盲点  鎌倉 きみえ食堂 children of cafe

 始めの盲点は児童養護施設関係の人たちが関心をもったこと、当時18歳になったら児童養護施設をでなければならならず、

生きていくのに困難に直面していた。その関係者が、このことも食堂に関心をもったのは入所している子供たちのためなのか、

卒業後の問題と関係しているのかよくわからなかった。この家ような食事が場所が関係者を引き付けたのだろうか

 鎌倉の養護施設や養護、里親関係者と繋がりが出来て、主催者も里親の資格を取ることになり、挫折しているが一時預かりを

試みるに至る。

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 次の盲点は、お母さん同士の繋がり、お互いさりげなく、深く思いあっている。主催者をしたい、悩み事を打ち明けるほど

になっている。また、片親の家庭のお母さんがわりに主催者はなっていた、いやお母さんのお母さんがわりに。
 
 今は、そんな保育園児の子供たちと母親のたまり場になっている。ここを預かり場所として仕事を展開できないか、考えるお母さんも

いた。

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 今の盲点はここを手伝う次から次へと現れる大学生達の存在。その心のなか。多くの若い人達が私の知らない世界からきて

ここから私の知らない世界に旅立つていた。

 いやこれらは盲点ではなく、人の社会の世界の再形成のさなかだから、見える光景が移り変わるから、盲点は作られていたのだろう。

この文章を書くのも再形成なのだろう。