社会構造の上で、税は支配の道具であり、再分配の手段であり、市民の政策の道具である。その奥に、神への世界への祈りがあると考えている。所得税 法人税 消費税のバランスは、そのなかで決まる。
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世界の法人税率を、所得税税率と消費税と課税対象を見つめて残念ながら国内の税制考えざるを得ない。その流れで行くと所得税、と法人税率
はこれ以上は引き上げることは難しく。相対的に地方や社会保障制度をある程度維持するため、消費税率を引き上げる方向に流れざるを得ない。
会社や人の流出を防ぐため、所得税と特に法人税を引き下げるために、消費税を引き上げたとすらいえる。
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それに歯止めを掛けたのは標準法人税率を定め、国際企業に課税を図るEU主導の政策的動きだ。会計基準、貿易ルールのせめぎあう中で税に
関しては、企業、資本。金融、情報の暴走を止め、国際的連帯の理想が混じる。
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EUの国を超えた動きの前に、各国が工夫してきた歴史、道具としての政策しての試みがあり、国と市民と企業の綱きがある。アメリカの
法人に対するニユ-デイル時代の政策課税、その後のフランス、アメリカの地域での付加価値税事業税の試みなどがある。それを近代欧米の税
の経済思想史のワ-クショップで語ってみたい。
***********************************************社会構造の上で、税は支配の道具であり、再分配の手段であり、市民の政策の道具である。その奥に、神への世界への祈りがあると考えている。所得税 法人税 消費税のバランスは、そのなかで決まる。