井枝尼 理出亜 水源地 山村にて
かつて山村から銃をもって革命を起こそうした人達がいた
孤児院にあづけられた私に
銃が聖書と資本論とともに会ったことのない両親の
品物として残されていた
いまたっているこの山村から父か母が革命を起こそうとしたのだろうか
山々を持つ、田んぼを独占する一族、商店や建設業を牛耳じ、地方政治を牛耳る
蔵に富が蓄積される
それを変えようとして、そこから都に攻め込もうとして、無残に敗れさった抹殺された歴史
井枝尼 理出亜はその歴史を復活させる
山々を田んぼを商店や建築、
暮らしの営みをつなぎ合わせ
都市の支配、世界のお金の濁流から解き放なつ
旅館に、山村の学校に、田んぼに山林組合に、商工組合に
井枝尼 理出亜は現れる
多くの若者をまちづくり芸術イベントにもぐり混ませ
種子をまく
メタバースイベントとゲームと祭りの境界を壊し
井枝尼 理出亜 は現れる